3年生には読んで欲しくて、赤研の人に読んで欲しくない話

 このコラムの執筆者:吉野遥香

註:このコラムは、2020年度の研究室配属に際して書かれた3年生向けの研究室紹介に加筆・修正をしたものです。

こんにちは、初めまして。akaken4年生の吉野です!

頼りないですが一応ゼミ長です~よろしくね ☺︎

赤澤研究室を取り仕切ってる某hskwさん(怒られそう)から、ゼミ長だしなんか書く~?ってお誘い頂いたので、せっかくだし!と思って、はい!なんて言ったけど、そんな書くことも無い気がしてて(笑)

じゃあ身の回りのこと書こう!と思って、色々迷ったんです~。

“飲食バイトの話”とか、

“私の大好きな芸人、ロバートのプレゼン”とか、

“推しの話”とか。

最後いい感じになればいっかなみたいな(笑)

でも。色々考えてくにつれて、「いやお前ゼミ長だろ…」っていうhskwさんの声と、「やってんなぁ」っていう副ゼミ長nknsくんの声が聞こえてくるような気がしたので、ゼミ長っぽく、3年生が研究室選びでもしかしたら参考になるかもしれない話をしようかなと思います。

ということで、私にとっての”研究室”が何か、また私にとっての”akaken”って何なのか、話をしていきますね。ちゃんと真面目に!

最初に言っとくと、題名にもしちゃいましたが、ちょっと恥ずかしいので研究室の人たちには読まないで欲しいな…なんて。(笑)でも!参考になること書いたから3年生読んでね!!!

あ。だからと言って、大事な仲間です☆みんな大好き!みたいな話ではないので、サラリとクールに読んでください ☺︎ 笑

研究室配属を考える前に

はじめに聞きます。あなたにとって千葉工大のデザ科って何ですか?

大半の回答は、デザインの知識や経験、スキルを得る場所なのではないかと思います。(多分)授業を聞いて課題をこなして…って場所ですよねえ。私も同じです。それに、たくさん面白い人たちがいて楽しい場所だと思います。

では、少し話が変わりますが、大学でその知識や経験スキル、どうやって習得してます?

どうやってって聞くと、どゆこと?ってなるかな(笑)んー日本語むつかしい。

じゃああんたはどうなのってところですよね。私の場合、知識は授業で学ぶとして。経験やスキルはみんなの真似して習得をしています。

真似って最強の成長手段

え、パクリかよ…って思った方は安心してください。制作物をパクるとかそういうわけじゃない。自分でその人の物を見て良いところを吸収するんです。例えば、ポスターであれば色使いとか、表現の仕方にこんなものがあるのか、とか。観察して得たものを、実際に真似してやってみると、あら不思議。。。体と頭が理解するんですよ。

私は、昔から脳味噌が周りより少しブキッチョなんです。理解力が元々なくて、、理論的に考えるのも、全く新しいものを創造するのもちょっと苦手なんです。

だから余計、人の真似をして生きてます。自分の理解力に自信がないから、お手本や例え話から自分のものにするの。こういう時はこういう風にすればいいのか!みたいな。さらにそこから応用したもの考え付いたらラッキー。これマジで誰でもできて、一番手軽な自分の成長方法なんじゃないかと勝手に思っています。

赤ちゃんが成長するのも、ママやパパの模倣からって言うしね!

そんな私にとってのakaken

ということで、私がこの研究室を選んだ理由は、”真似”したい人間がたくさん集まってくる研究室だ!と感じたからです。

いやほんとになぜこのような人たちが自然と集まるのか…?と思う(笑)やはり赤澤先生の魅力なのでしょうか…強い。(笑)

また赤研には大学院生がたくさんいて、皆優秀な人たちばかりなんですよ。どんだけ素敵な人たちなのかは、これからこのサイトで上がってくる作品とか、ラジオとか聞いてもらえるとよくわかるかなと思います。また、たまたまですが、同年代も私にとって授業とかでキラキラしている人たちばかりでした。その人たちを近くで見て、何をやっているのか。どんなやり方でやっているのか、観察して、真似をしてみて実践する。そんな強力な集団だと思ってます。

正直、こんな風に考えて接されている…なんて思われたらきっと気持ち悪いので(私が綺麗事ムリなので)先輩には馴れ馴れしくツンケンした態度とってしまったりしているけど、本当はいつも良く見て観察して、私の成長の種を拾ってます。素直になれなくてすみません。ああ、クソガキと思われたままでいたい、読まないでほしい。書くけど(笑)

ワタシ流、研究室の選び方

結局私は、私という人間とデザ科の関係性はなんなんだ?と考えて、その目的に相応しい研究室を選んだんです。より研究室選びに後悔しない道を進みたいのであれば、ぜひ貴方にとっての大学に通っている目的や意味を考えて、研究室を選んで欲しいなと思います。

あの研究室優秀な人ばっかりいるらしいから私なんかが行くとこじゃない…な感じで思ってる人は、そんなことないから!たくさんのスキルを吸収したいなら、それは少しでも優秀な人が多くいる研究室に入るべきだと私は思います。んー、優秀って言ったら少し違うか。自分が憧れている人たちが多くいる所といったところですかね!他の研究室にも優秀な先輩方、たくさんいらっしゃるので。

かと言って、卒業研究に力を注ぎたい人、ポートフォリオを充実させるためにプロジェクトが多い場所がいい人、など、自分の優先したい項目ってあると思います。

私がたまたま、自身を成長させるために真似できる人が多い場所が良かっただけで。貴方の研究室に所属する目的が、きちんと達成できる場所に配属できるといいですね。

以上、3年生には読んでほしくて、アカケンの人には読んで欲しくない話でした。また研究室で ☺︎