サカナクションのショーウィンドウ

 このコラムの執筆者:宇津木海斗

3年時のディスプレイデザイン論及び演習という授業の課題で作った、ロックバンド「サカナクション」のショーウィンドウの3Dモデルを紹介します。

3Dのモデリングソフトを使って、自由に設定した対象物を宣伝するショーウィンドウを制作するという課題でした。(だった気がします…笑)
最終提出物は必須で3Dモデルが掲載されたA3パネル、任意で模型の提出でした。
1.2年生の時に学んだFusion360という3Dソフトを使って制作している人が多かった気がします。



僕が制作したのは、サカナクションを知らない人に興味を持ってもらえるようなショーウィンドウです。

↓制作したものがこちら








厚いアクリル板を箱の中に斜めに等間隔で設置し、その板を横からみた時に人型に見えるようくり抜き中を光らせています。アクリル板の側面にはサカナクションの出したアルバムやシングルのタイトル名がリリース順に書かれています。

右側から見るとタイトル名が見え、左側に行くにつれてくり抜かれた人が見るようになります。角度によって見えるものが変わることで、ショーウィンドウに興味を持たせようとしました。


感想

かっこいいものができたなと思いました。かっこよかったのでポートフォリオにも載せちゃいました。

ポートフォリオに載せるとなると「どこら辺がサカナクションを表現してるの?」とか「どうして中に人がいるの?」みたいなことも説明できないといけなくて、それに苦労しました。(こうしたらなんか面白そうじゃん…!でショーウィンドウを作ってたので)

でもこの3Dモデル、実物大で再現するには問題点がたくさんあります。例えばアクリル板が宙に浮いていたり、くり抜いた部分だけがすごく光っていたり…現実では再現できないものも3Dでは再現できてしまいます。
何のための3Dモデルなのかを意識することが大事だと思いました。(でも3Dいじるのは楽しいです!)


最後に

僕はサカナクションが好きです。高校2年の時に友達の影響で聴くようになりました。
課題が終わらず徹夜しがちなデザイン科学科の皆さんに、オススメの曲を紹介します♪



課題で徹夜して外が明るくなってきた時に聴いてみてください。
しんどい朝も少し楽な気持ちになります。