インターンのお話

 このコラムの執筆者:長岡美咲

まえがき

後輩に何か記事を書いて欲しいと言われたので、今回は私がUIUXデザイン系就活を通じて体験した短期・長期インターンのあれこれについて書きたいと思います。

インターンは分野に限らず、デザイナー就活において大学と違った貴重な体験ができる機会だと私自身実感しているのでこの記事がこれから就活を始める人たちの参考になれば嬉しいです!

目次

改めてどんな就活をしてきたか?
インターンに行くことの重要性
ー インターンの種類(短期・長期)
ー 短期・長期インターンのそれぞれのメリット、デメリット
さいごに



改めてどんな就活をしてきたか?

私は現在修士2年ですが、就活期間は修士1年の春からおよそ1年でした。(修士1年3月末にIT企業に内定をいただきました🌸)
ざっくりスケジュール感としてはこんな感じです↓

4〜6月ポートフォリオの準備 → 6〜12月短期インターンに応募・参加 (長期インターンも始める)→ 12〜2月ポートフォリオのBU、デザイン就活イベントに参加 → 2〜3月本選考エントリー

私の就活ポイントは2つありました。(この辺はそこまで狭く絞らず、自身の就活を通して決めるといいと思います)

1.IT企業のインハウスデザイナー
2.UIUXデザイナー

私が学部の頃はまだUIUXデザインの授業がなかったことと、チーム制作(研究室プロジェクト等)の経験をしっかり積みたかったこともあり進学を学部3年の頃には決め、大学院に進学してから就活を始めました。

IT業界のデザイナー職はオープンに情報の提示やインターンを行ってくれる企業も多かったので、夏から冬にかけて積極的に短期インターンに応募しました。また、それと並行してUIUXの長期インターンも夏から始めました。

長期と短期、それぞれのインターンのいいところを吸収してスキルを伸ばしていったので、割と万全な状態で本選考に挑めたと思っています。

インターンの種類

インターンの種類は大きく分けて2種類あります。

【短期インターン】
・期間は数日〜数週間のものが一般的(企業によって結構違う)
・チームを組んでのワークショップ形式が多い
・夏や冬など決められた期間限定で募集する

【長期インターン】
・期間は数ヶ月〜
・アルバイトのように現場で実践的に学ぶ
・通年募集が多い(ただし企業の状況による)


短期・長期インターンのメリット・デメリット

同じインターンとは言っても、それぞれ得られる経験が結構違います。

【短期インターン】
⭕️説明会や面談だけでは分からない、会社の雰囲気が体験ができる(決定的な企業の判断材料にもなる)
⭕️企業のデザイナーに直接アドバイスをもらえたり、各企業のデザインに関するノウハウが聞ける
⭕️ポートフォリオに載せる作品が増える
⭕️他学校(就活で助け合える、デザイナーを目指す同士)の友達ができる
🔺短期間でたくさんのことをインプットするため、吸収するので一杯で復習が大変
🔺良い成績を残さないと選考につながらない可能性大(残しても選考に進むとは限らない…)
🔺企業によってはインターンの日程が被る可能性有

【長期インターン
⭕️デザイナーとしての現場感が掴める(データ管理や出力方法、連絡のやり取りなど)
⭕️実際に世に出るデザインに関わるため、リアリティのある作品をポートフォリオに載せられる
⭕️違う職種の人とも関わる機会が多いため、デザイナーとしてのコミュニケーション能力が身に付く
🔺中途半端な仕事を振られることもある(ポートフォリオに作品として載せるボリュームがないもの)
🔺短期インターンや授業と並行してやるのが大変
🔺長期的に取り組むため、モチベーションを保てないと辛くなる

さいごに

インターンは企業の魅力を体験できたり、自身のスキルを上げるなど良いことづくしです。
短期・長期インターンそれぞれ特徴があるので、これから就活を始める人たちには自身の就活状況や得たいものに合わせて色んな企業に積極的に応募してほしいと思っています!

最後まで読んでいただきありがとうございました。何かご質問等ございましたら、お問い合わせからお気軽に長岡にご連絡ください!