PROJECT

南房総市カレンデュラPJ

南房総市と本学との産学協同事業の一つとして実施。2017年よりカレンデュラを軸とした地域活性化提案を行っています。ここでは初期リサーチの概要を示しましたが、このPJは「カレンデュラのある暮らし」という軸で生活シーンから地域ブランディングに連携していく試みとして継続中です。(別項目で紹介)

インタビューなどリサーチを進めていくなかで、同じ花が、仏花である「キンセンカ」とハーブである「カレンデュラ」に捉え方が二分されていること、仏花では高収益化が難しいことから「カレンデュラ」を食品や化粧品の展開で再定義することがよさそうであることがわかりました。また、地域の方々の望みは「オレンジ色の花畑の景色再生」にあることもわかりました。

昨今の社会背景のなか、二拠点生活の対象地区として南房総市は注目を集めています。中でも、校庭に「無印良品の小屋」を分譲している「シラハマ校舎」を中心に新たな地域展開が見られています。シラハマ校舎とも連携して、カレンデュラをアイデンティティとした生活シーン提案、商品提案ができるのではないかと考えています。

長岡美咲 2021修士論文より