ミナヨクに参加しました!

 このコラムの執筆者:黒坂 真凜

註:このコラムは、2021年度の研究室配属に際して、3年生向けの研究室紹介の一環として書かれたものです。

まえがき

こんにちは、赤研の黒坂です。
赤研の裏番長H.Yさんに『黒坂、暇らしいなぁ?』と脅されてコラムを書くことになりました。(お仕事振ってくださり、ありがとうございます笑)
さて、今回は私が参加したプロジェクトのミナヨクについて思ったこと、感じたことを綴っていこうと思います。
ミナヨクとは港区をよりよくするために実施された、東京都港区役所、地域住民の方、富士通さん、千葉工大(学生)による、約半年間、合計8回のワークショップを含むプロジェクトです。グループに分かれ、それぞれ港区をよりよくするにはどうしたら良いのかについて考え、意見を交換し最終提案まで行いました。私はそこでファシリテーターという、みなさんのグループワークが円滑に進むようにサポートする役割を担いました。この経験についてコラムを書いていこうと思います。前書きが長くなりましたが、次からが本文です。

ミナヨク第1章 ファシリテーターって??

それはさっきお前が説明しただろ、と思いましたか?まぁとりあえず聞いてください。そもそも私、このプロジェクトにそんながっつり関わる気がなかったんです(笑)なので、ちょこっとお手伝い感覚で参加しよ〜って思っていたら、またまたH.Yさんから『黒坂ちゃん、来週からファシリテーターとして、毎回参加してくれない?』って。私は「???」となりましたが、基本的に脊髄反射で会話をしているので「いいですよ!」と意味も分からず返事をしました。そしてここから楽しい楽しい(?)ミナヨク生活の始まりです!

ミナヨク第2章 自分はあくまで“サポート”

何もわからず始めたファシリテーターではありましたが、一緒のグループを担当してくださるのがいつも仲良くしてくださっていた先輩だったので安心しました。それに、グループワークは授業で何回もやっているし、うまいことやれるだろうなんて思っていました。しかしサポートしているうちに、グループワークに参加する側とサポートでは全く違うものだということに気づきました。今までは参加する側としてただただグループワークをしていましたが、サポート役になるとグループワークを円滑に進めなくてはいけない、しかし、自分の意見をグループに反映し過ぎてもいけない…。その調節が難しく、しっかりと自分の立場をわきまえて適切な行動ができる先輩はすごいなぁと改めて思いました。

ミナヨク第3章 私の‘当たり前’は相手の‘当たり前’じゃない

先輩に支えられつつも、なんとかグループワークが進み始め、受け持っているグループの話を聞きつつ自分にできるサポートをしてきました。私の担当グループは一般参加の社会人2名、千葉工大生2名の4人班でした。私たち、デザイン科学科はグループワークを頻繁にする学科です。自分たちでいうのもどうかとは思いますが、一般の方よりもグループワークの経験が豊富です。なので、受け持っているグループの皆さんの話を聞いていると、こうした方がいいよ、とかここは今はやらなくてもいいんじゃない?など口を挟みたくなってしまいました。私にとって当たり前のことがなんでわからないんだろうと思うこともありました。しかし、それは私が置かれた環境の『当たり前』であり、それをいきなり押し付けられても困ってしまうのだと思います。そのことに気づいてから、なるべく口を出さず、必要な時にサポートするという方法を心がけられるようになりました。

最後に

第1章でもお話したように、今回のファシリテーターへの参加は思いがけないものでした。でも、とりあえずやってみようって結構大事なんですよね。とりあえずやってみることで、学べることってたくさんあると思います。私はここで書いただけでも2つのことを学びました。もっとたくさん書きたいことはあるのですが、今回はざっくりと私が思ったこと、感じたことを書かせていただきました。ふんわりとでも伝わってくれたら嬉しいです。そして…最後にどうしても伝えたいのですが、ちょこちょこ話に出てきたH.Yさんはここだけ見るととっても鬼に見えますが、いつも明るく、楽しい先輩です(笑)こんなコラムを書いても天才かよと笑ってくれるような人です。皆さんもいちど研究室に遊びにきて会ってみてはどうですか?いつでもお待ちしております!

ミナヨク最終回にファシリテーターみんなでパシャり!

以上、黒坂によるミナヨクについてと先輩の宣伝(笑)でした。
コラム意外と楽しいのでまた何かあれば更新したいと思います(^^)‼︎
それでは!!