PROJECT

ミナヨク

まえがき

こんにちは!ミナヨクPJリーダーを務めた吉野遥香です。

初めに説明させていいただくと…ミナヨクは「麻布地域への愛着を深め新しいつながりを育むことを目的として、地域活動に向けたワークショップ等を行う活動」のことです。麻布地区総合支所が毎年行っており、富士通さんのお仕事の案件の一つです。それを千葉工大学生がサポートするという…

と言っても、あんまりピンとこないですよね。この記事では運営として私たちが行ってきたことをざっくりまとめましたので、一通り読めば「お〜」ってなるかと思います(多分)(保険)

ちなみに今回はCOVID-19の影響により、完全にオンラインでの開催ということで… 富士通さんが主に設計は行いますが、皆が初の試みでドキドキしながら、ハイパーな先生方を味方につけて臨んだ軌跡をどうぞご覧あれ…(?)


目次

プロジェクト概要
広報活動
– ポスター
– チラシ
– 動画
全体運営
– イラスト制作
– アイスブレイク内容検討・運営
– 30分前勉強会
– チームファシリテーター
プロジェクトを通して
最後に


プロジェクト概要

名称:ミナヨク
内容:港区 × 富士通 × 千葉工業大学による、 港区を良くする街づくりのリーダーを育てることを目的とした、オンラインワークショップ。
期間:2020年6月〜2021年3月末
参加研究室:赤澤研究室・稲坂研究室(以下、赤研・稲研)
指導員(赤澤教授・稲坂准教授)
構成:計18名
プロジェクトリーダー(B4吉野遥香/赤研)
サブリーダー(B4坂辻直也・福井夏鈴/赤研)
メンバー(M2成瀬友希乃、B3澤田明佳・櫛原喬介・内間愛・遠藤康太・北澤佑哉・黒坂真凜・今稜輔・瀧澤春妃・福吉利人/赤研 M1髙橋玲央、B4 石村陽、B3加瀬大斗・鎌形颯・豊田仁美/稲研)


ここで、広報活動は坂辻くんにおまかせしたのでバトンタッチしますね…!

広報活動

みなさんはじめまして。修士1年の坂辻直哉です🙋‍♂️広報担当のリーダーとして活動しました。動画やポスターといった広報媒体がプロジェクトの中でどのように制作されたかをご紹介します😄


このプロジェクトでは、ポスター、チラシ、動画を作ることに。ワークショップ開催が11月ということで、制作期間は9月から10月上旬までの1ヶ月の間でした。(短期集中制作!)チラシとポスター担当は主に3年生が担当し、僕がディレクション含め、メイングラフィックを制作。

研究室OBで(株)富士通の小田さんとオンライン上でブラッシュアップを重ね、締め切り通りに納品できました!

ポスター

3年生がBUを重ね制作に挑んでくれました!
小田さんの的確なアドバイスでこんなに素晴らしいものに…!

チラシ

チラシも同じく3年生を中心に製作しました。
素晴らしいクオリティ…!

映像

さて、とても難航した動画制作の方ですが、、、リーダーである私は動画制作経験がほぼ0。。3年生と協力をしながら制作を始めました。

しかし、、動画を作るにあたっての課題ですが、、、素材がない!!!今回、初めてのオンライン開催に伴い、ワークショップ中の風景やオンラインの映像が一切ない上でのスタート。オンライン形式でのワークショップでのCMや広報動画が探してもなかったので、本当に初めての試みでした。素材作り、アニメーション制作、素材撮影、BGM制作、、、公の場に出るものなので、全て新しく用意する中でスケジュールに追われ…そんな中制作したのがこちら。


結果、今回の動画の方向性は一般の人にオンラインのワークショップの進め方をキャラクターと共に、
「オンラインでの港区の関わり方」を伝えるリアルとバーチャルが合わさったアニメーションに!
こちらはyoutubeにて配信した事前説明動画です。

そしてようやく完成したものが、、六本木ヒルズのサイネージに!!!
CMは流される時間が決まっており、メンバーとワクワクしながら見ました!通った人が自分の作ったものを見ている様子を見て感動しました。

今回の経験を経て、今回の特殊な環境:ZOOMでの顔合わせ、メンバーと一緒に作業ができないなど。全く顔合わせをしない中進めてきたものなので、細かな確認が必要であったりと対面の役割や指示出しの難しさを学べました。いやぁ、本当に終わってよかったです笑


坂辻くんありがとうございました〜!ではここからは吉野から、全体運営について紹介します。

全体運営

イラスト制作

参加者の方にわかりやすく港区の課題感を感じてもらうためのイラスト作成を担当しました。

ペンタブが使えなかったのでIllustratorを使用し、ちまちまお絵かき…
細かいイラストは意外と制作に時間がかかることがわかり良い経験…ハハ。

アイスブレイク内容検討、運営

第一回のワーク設計とファシリを担当しました。

そんなスナックワークの様子。港区の特徴を付箋で書き出しています。

30分前勉強会
第2回〜第4回まで、プログラムの冒頭で勉強会を設計し、行いました。ゲーム形式で楽しみながら オンラインツールに慣れ、これからのワークに活かせる知識やコツを伝える内容となっています。

○第2回

オンラインツールを利用したやりとりにはリアクション が欠かせないことをまるばつゲームを通して知ってもらうワークを提案しました。

ルール

テーマ「24時間以内に起きたこと」に対して、なるべく多くの人数に当てはまる質問をした人が勝ち。ただし全員に当てはまったら負け。

やり方

1)質問者を決め、質問者は全員に対して〇〇な人!(例:朝牛乳を飲んだ人) と投げかける。
2)その質問に当てはまる人は大きく画面に向かってまるを作る。当てはまら ない人は胸の前で手をクロスさせる。
3)なるべく多く当てはまる質問をした人が勝ちだが、全員手が上がってしまう と失格。

○第3回

第3回では Miro を使用したクイズを作成。不正解を恐れ ないで意見をたくさん出せるようになることを狙いとし、商品パッケージのリニューアル前後の売り上げ事例クイズから 視点を変えて物事を見ると一見不正解に見えたものが正解と 捉えられることがあるということを感じてもらうワークを提案しました。

ゲームよりも少し勉強感の強いワークでしたが、
みなさま真剣に考え聞いてくださり、やりがいがありました。

チームファシリテーター

第5回からはそれぞれ行いたい活動の方向性が似た方々でA、B、C、Dと4つのチームに別れ、活動を行いました。その中で、我々はチームの議論を促すファシリテーターとなり参加しました。

これはBチームの皆さん。真剣に話し合ってますね〜
参加者の皆様に恵まれたので、運営側も最後まで楽しく
話し合いに参加できました。

プロジェクトを通して

相手は港区役所さんに富士通さん…!担当の方が優しいばかりに、責任がズシっと重くて…途中酸素不足になることもありましたが、優秀なメンバーに支えられ完走することができました。

ぶっちゃけると、私はいつも課題はギリギリ提出の人でした。(やる気はあります!) しかし今回は普段行う課題とは違い、わたしはリーダーという立場。制作を行うこともありますが、基本的に計画やマネジメントを行う業務。そこで気づいたのは、計画したことを促してみんなのお尻を叩くことは楽しい!ということ!!!!!!!(最低)

…少し書き方を誤りました。。。今まで自分をマネジメントして来なかったからこそ、この機会を頂けて『私ってマネジメントして最後までちゃんとできるんだ!』と気づけたんです。また、プロジェクトではキチンと自分自身をマネジメントできている周りの方々に刺激され、良い方へ自分を成長させるキッカケになりました。

このように、新しいことをすると新しい自分に気づけます。プロジェクトを通して間違いなく急成長することができました。PJリーダーの機会を頂けて心から感謝しています。


最後に

ミナヨクは今年度で一度区切られ、今回限りのプロジェクトでした(恐らく)。しかし、WSで結成されたチームごとの、港区をよくする活動は現在も続いています。機会があれば今後その活動もこちらで紹介していけたらと思います。随分と長い記事になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。何かご質問等ございましたら、お問い合わせからお気軽に吉野宛へどうぞ!では。