ドライブ中の会話を文字で記録するアプリ「DRIVE CHAT」

 このコラムの執筆者:清水 有紀奈

概要

2020年10月12日から2週間、株式会社ミクシィのインターンシップに参加した時の課題です。「身近な人とワイワイできるコミュニケーションの提案」というテーマでアプリケーションを制作しました。

事前課題

事前課題として、コミュニケーションをする場面をマンダラートを活用して発散し、着目するシーンを決めました。それをもとに、身近な人をペルソナに設定してヒアリングを行いました。ドライブのアプリって少なそうだから面白い提案ができそう、と思い“ドライブ”について友達1名に楽しいことや不満なことを聞き、ニーズを明らかにしました。

アウトプットの紹介

ヒアリングから『ドライブって楽しいけど、車の中の記録ってあまり残っていない』ということが明らかになったので、そこに注目して車内の会話を文字にして記録するアプリを提案しました。
道に迷ったり。間違えて高速に乗ってしまったり。急な大雨で嵐の中のハードなドライブになったり。綺麗な景色が見えたりと、ドライブでは様々なハプニングや楽しいことが起こります。DRIVE CHATで会話を見返した時にそんな出来事を思い出して楽しい気分になってほしい、という想いで制作しました。

使い方

ドライブが始まったらアプリを起動するだけです。声を録音できるように、スマホはカバンにしまわず出しといてください。(音楽を流していると録音できないのでは?と最終プレゼンで聞かれました。ペルソナの友達はドライブ中に音楽を聞かないので今回そこは無視したのですが、確かにそうだなと思いました。ブラッシュアップの余地がまだまだありそうです。)


ポイント

01 タイムラインで会話を表示

最初はルートと会話を照らし合わせて見られるようなUIだったのですが、ペルソナに設定した友達に見てもらうと「ハプニングを記録できるところが面白い」と言ってもらえました。
そこで、ルートはあまり重要じゃないのでは?会話をメインに記録する方がニーズに合うのでは?と思い、日記やTwitterをヒントにしてタイムライン型のUIになりました。


02 ドライブ雰囲気診断

会話内容を分析してドライブの雰囲気を診断します。たくさん道を間違えたりハプニングが多いと、ハラハラドライブに。好きな人の話やきゅんきゅんする話が多いと恋バナドライブになります。

課金をすると診断結果のキャラクターたちが増え、思い出のバリエーションが増えるので楽しいです。キャラクターを用いてキャッチーにすることでSNSに投稿してもらうことを狙っていて、その投稿を見てユーザーが増えたらいいなと思います。

最後に

ミクシィのインターンではメンターの方がついてくれます。制作物に関するフィードバックはもちろんのこと、制作の進め方やプレゼン方法についてもアドバイスをいただけました。私のチームは業務でマネジメントを行っている方がメンターだったので、上手な進め方を教えてもらい実践した結果、プレゼン前日はぐっすり眠ることができました。